スズキ、社長交代

自動車メーカーのスズキは6月30日、鈴木修会長兼社長(85)が会長兼CEO(最高経営責任者)に就任し、長男の鈴木俊宏副社長(56)が社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する人事を発表しました。

鈴木修氏は、1978年の社長就任以来会長専任時を含めれば、37年間もトップとしてスズキを率いてきました。しかす、すでに85歳という高齢で、トップ交代は時間の問題とみられていました。それが、ここまでずれ込んだのはフォルクスワーゲンとの提携解消問題が長引いているからです。

スズキは2009年にフォルクスワーゲンと資本提携、同社がスズキの株19.9%を保有する筆頭株主となりました。しかし、支配力を強め、スズキを傘下に収めようとするフォルクスワーゲンに反発。スズキは2011年11月、提携解消を求めて国際仲裁裁判所に提訴。鈴木修氏はこの問題にケリを付けて後進に道を譲るつもりが、その決定がのびのびとなり、これ以上待てないと判断したものです。