漁業離れ止まらず

 茨木県が発表した、漁業経営の実態を5年ごとに調べる「漁業センサス」の速報値によると、団体と個人をあわせた経営体数と漁船数が、ともに前回調査より1割以上減ったそうです。漁業経営体数、漁船数ともにデータが残る1963年以降、10回連続で減少しています。

 茨城県では震災の際に366隻の漁船が被害を受け、そのうち74隻が廃船になっていますが、なかでも県北地域の被害が大きく、日立市では127隻、北茨城市では72隻が被害を受け、それぞれ38隻と19隻が廃船となりました。後継者不足も深刻で、391の個人経営体のうち後継者がいるのは、前回より47減って30.4%(119経営体)にとどまっています。

 農業と同じですね。人口減少、特に沢山食べる若い世代が減っているのですから需要は当然減ります。国内だけで商売している限り、避けられないことでしょう。震災の影響もありますが、これはもう構造的な問題と言って良いと思います。