村田陣営、指名試合を拒否

 プロボクシングのWBA世界ミドル級チャンプオン村田諒太(32)が所属する帝拳ジムは、WBAの指名試合を拒否する考えを表明しました。

 WBAは村田諒太の次の対戦相手として同級2位のロブ・ブラント(アメリカ)を指名しましたが、両陣営による交渉が行われず、WBAが興行権の入札を行いブラント側が落札しました。

 しかし、元々帝拳ジムは次の対戦相手としてWBC同級4位、アイルランドのジェーソン・クイグリーを希望していました。帝拳ジムの本田会長は、ブラントの国際的な評価の低さと、通常チャンピオンが70%で挑戦者が30%のファイトマネー配分が50%ずつになっていることを対戦拒否の理由としています。

 しかしそれ以上に、帝拳ジムは次の防衛に成功した後の3回目の防衛戦の相手として、9月にラスベガスで戦う同級のWBAとWBC統一世界チャンピオンのゲンナジー・ゴロフキン(36)と元2階級制覇チャンピオンのサウル・アルバレス(27)の勝者を予定。ビッグネームとの対戦を実現するためにも、より評価の高い相手と防衛戦をしたい思惑があります。

 勿論指名試合を拒否すればペナルティがあり、最悪の場合タイトルを剥奪されることもあります。実際にジョージ・フォアマンや日本の輪島功一も指名試合を拒否してタイトルを剥奪されました。