南北首脳会談

 韓国大統領の文在寅氏と朝鮮労働党委員長の金正恩氏は27日に、首脳会談を板門店の韓国側にある施設「平和の家」で行い、両首脳は

 ・朝鮮半島の非核化を共同目標にする。
 ・年内に朝鮮戦争の終結を宣言する。

 とした板門店宣言に署名しました。

 しかし、非核化の具体的な時期や手法については触れておらず、6月までに予定されているアメリカと北朝鮮の首脳会談に持ち越された形です。また、ミサイルについてと拉致問題についても触れられませんでした。

 日本にとっては収穫の無い会談でした。それ以前に、北朝鮮は過去に何度も非核化を宣言しては世界を騙してきた前科がありますから、実際に核の放棄が実現するまで油断は出来ません。日本も欧米も、核の放棄が実現するまで圧力は緩めない方針です。

 正恩氏は、はじめて韓国メディアの前で記者発表をする異例の対応。しかし、質問は受けませんでした。

 休戦協定の破棄を宣言、アメリカへの核攻撃も示唆していた北朝鮮の豹変ぶりは、同時に北朝鮮の窮状ぶりも表しています。圧力はかなり効いているのでしょう。このまま、駆け引きを許さずに押し切るのがベストです。